12月12日にナナホシマネジメントが、わかもと製薬の指名報酬委員会へ、自社の代表である松橋氏を取締役候補者として推薦する書簡を送付しております。
株主提案ではなくあくまでも「推薦」ですので、会社側が法的に対応が求められるものではないと理解しておりますが、書簡を受領してしまった指名報酬委員会としては、公正に検討した証跡を残す必要がありそうです。
『「推薦」を断られたので、株主提案します。』という展開も考えられますね。
本書簡において、『貴社への株主提案に関する機関投資家との意見交換の中で、「株式会社ナナホシマネジメント(弊社)は自社から取締役を派遣すべきだ」というご意見をいただいております。』との記載もありますが、ナナホシマネジメントは株式保有先の機関投資家と積極的にコミュニケーションを取っている印象があります。