12月19日、LINEヤフーがBEENOSへのTOBを公表しました。
2025年2月末をめどにTOBを実施し、BEENOSの全株式を取得して完全子会社化する予定とのこと。
BEENOSといえば、上位株主にアクティビストファンドやエンゲージメントファンドがおり、ヴァレックス・パートナーズとAVIから株主提案も受けておりました。(関連記事はこちら)
※大量保有報告書データベースより
富士ソフトの一件もあるので、気になるのはアクティビストファンド等とのTOB応募契約ですが、意見表明プレスリリースによると、ヴァレックス・パートナーズ、MIRI、AVIと応募契約を締結済みです。
各応募契約の内容にはバラツキがありますが、いわゆるFO条項は付帯されており、第三者から高値の買収提案がなされた場合は、応募契約を撤回できるようになっております。
以下、FO条項に関する各応募契約の記載抜粋
▽ヴァレックス応募契約
▽MIRI応募契約
▽AVI応募契約